職務内容
- 募集の背景、プロジェクトの説明
- サイバー攻撃対策には、情報の蓄積が必要不可欠であり、新たな情報と既存の情報を照合し、対策をとることが重要になります。
- 大規模言語モデル（LLM）は、言語理解と生成AIの分野で大きな進歩を遂げています。この新しいAI技術をサイバーセキュリティ分野に適用することにより、サイバーセキュリティシステムの高度化と既存ソリューションの強化が期待されています。大規模言語モデル（LLM）は、大量のデータから意味のある情報を抽出し、処理することができるため、サイバー脅威の識別と分類、およびリアルタイムでの新たな脅威の検出能力を高められる可能性があります。また、サイバー攻撃の脅威が増大している最近では、攻撃者側も周到な準備と計画の下、攻撃の実行から情報の窃取までの時間を短縮化しつつあると考えられます。サイバー攻撃の検知と対策を講じる上で、攻撃の初期段階での検知・解析が重要となります

- 本研究は、大規模言語モデル（LLM）などの新しいAI技術を活用し、マルウェアの機能的特徴を抽出し、解析できるような手法を確立することを目的としています。また、ソフトウェアの製造過程において、AIによる脆弱性に繋がるバグの早期発見を行うことも目指します。新しい技術を用いて、サイバー脅威インテリジェンスへの対応を強化することに貢献していきます。

- Preferred Networksでは、日本国内トップレベルで深層学習や大規模言語モデル（LLM）の知見を有する研究者やエンジニアが多数在籍しており、そのようなメンバーと密接にコミュニケーションを取りながら業務にあたることが可能です。本プロジェクトでは、大規模言語モデルの新たな応用として、技術革新の最前線に立ち、サイバーセキュリティ領域での価値創出をメンバーと共に目指します。

- 仕事内容・職務内容
- 大規模言語モデル（LLM）を - サイバーセキュリティ分野に適用するための要素技術の調査・検討・検証から、新規手法の研究開発などをチームメンバーと共に推進していただきます。

- 注目技術、論文、OSSの調査、活用検討および検証
- 大規模言語モデル（LLM）の当該領域への応用を目的とした追加学習および附帯業務
- 社内や世の中の最新の研究結果を元に新しい技術の創出、論文などによる研究成果の公開
応募資格（必須）
- 応募に必要な学歴・学位
- 博士 / 修士

- 業務における経験
-大規模言語モデル（LLM）への興味関心・理解
-サイバーセキュリティ領域・ソフトウェア工学領域への興味関心
-調査・検討・研究に必要なプログラミングスキル
-日本語能力（ビジネスレベル）
応募資格（歓迎）
- 大学や企業との共同研究
- 学会での研究発表/論文発表
- 大規模言語モデル（LLM）を活用したサービスの実装やPoCの経験
- 大規模言語モデル（LLM）の追加学習の経験
- 深層学習モデルを活用した研究開発の経験
- サイバーセキュリティ領域・ソフトウェア工学領域の研究の経験
勤務地
[Otemachi Bldg., 1-6-1 Otemachi, Chiyoda-ku, Tokyo, Japan 100-0004]